はじめに
「トラックドライバーといえば男性」というイメージがまだまだ強いですよね。

女性一人かな?とはじめは心配でした。
でも近年、運送業界では女性ドライバーの姿を見かけることが増えてきました。
私の仕事先でも5年前より、現在は女性をみかける事が多くなりました。
この記事では、実際に働いてみて感じた 女性ドライバーのリアル を紹介します。
女性ドライバーの現状
- トラックドライバー全体のうち女性はまだ数%程度
- ただし年々少しずつ増加中
- 大手運送会社も女性採用に力を入れている
- 女性でもできる仕事がたくさんある。
まだ「少数派」ではありますが、確実に存在感が高まっています。
女性ドライバーの強み
- 丁寧で安全運転を心がける人が多い → 信頼を得やすい
- 気配り力がある → 荷主や取引先から好印象を持たれる
- 覚えてもらいやすい → 男性中心の職場で目立つため顔を覚えてもらいやすい
- 人間関係のストレスが少ない → 基本的に一人での仕事時間が多い
女性ならではの課題
- トイレ問題:現場や休憩所に女性用がないケースも
女子トイレがきれにされているところもあれば、「ここは女の人少ないから近くに女子トイレないよ!」という現場も実際あります。 - 体力面:重量物の積み下ろしは工夫が必要
積み込み、積み下ろしが手作業となる仕事は覚悟が必要です。私も経験しましたがあまり女性にはおススメできません。リフト作業メインか、荷物を作業員が下ろしてくれる仕事を選ぶことです。 - 制服や装備:女性向けのサイズが少なく、自分で揃える場合もある
基本男性ものです。私は普通体形ですので男性のSサイズを使用していますが、小柄女性はズボンのみ自前で準備しているようでした。 - 周囲の視線:応援される一方で「女性で大丈夫?」と見られることも
いい意味では気にかけてもらえる、悪い意味では信用されていない…でしょうか?
私は、女性には女性の役割があると思っています。男性のような力強い仕事ができない分、事故を起こさず、毎日無事に仕事を終えれるように努めています。
現場で感じるリアル
- 最初は珍しがられるけど、仕事ぶりで評価されるようになる
- 他の女性ドライバーと会うとすぐに仲間意識が生まれる
- 「大変なこともあるけど、そのぶん給料がついてくる」
- 男性社会に飛び込む勇気はいるけど、その分やりがいも大きい
これから挑戦したい人へ
- 最初は不安でも、慣れれば女性でも十分活躍できる仕事
はじめはすごく怖かったです。環境も大型トラックも。
はじめて自転車を乗れた時のように、続けるうちにいつの間にかできているもの。はじめつらいですが、工夫次第で体力面もカバーできます。 - 今は会社側も女性が働きやすい環境づくりを進めている
女性専用の更衣室やシャワールームが整備されている会社もあります。 - 「挑戦したい」という気持ちがあれば、一歩踏み出す価値あり!
まとめ
女性ドライバーはまだまだ少数派。
でも、だからこそ注目され、やりがいを感じられる仕事でもあります。
大変さもあるけれど、 「運転が好き」「一人で働くのが好き」 という人にはとても魅力的な働き方です。
慣れるまではつらかったですが、こんな気楽に他者を気にせずできる仕事はないと思います。介護の世界で、ずっと人と関わる仕事をしてきたからこそ、私は魅力を感じることができます。
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