元介護職が語る トラックドライバーの一日

ドライバーの仕事・日常

はじめに

私は数年間、介護職として働いていました。
その後、人間関係や働き方に悩み、大型トラックドライバーに転職しました。

両方の仕事を経験してみて強く思うのは、**「一日の過ごし方がまるで別世界」**だということです。


今回は、介護職時代との違いも交えながら「トラックドライバーの一日」を紹介します。

介護職と大型トラックドライバーの一日の比較表

時間帯介護職員の一日大型トラックドライバーの一日
早番は5時起き。出勤後すぐに排泄介助や着替えサポート。出勤後、アルコールチェック・点呼・トラック点検をして出発準備。
午前食事介助、入浴介助、記録作業など。常に利用者さんと関わる。荷物を積み込み、午前中の配送。高速道路を走るなど運転が中心。
利用者さん対応で休憩が削られることもある。SAやコンビニで好きなタイミングで食事・休憩。
午後レクリエーション、掃除、書類作成。定時で帰れないことも多い。配送先で荷下ろし・積み込み。次の配送先へ移動。時間に追われることも。
夕方残業や夜勤に突入。帰宅後は疲れて何もできない日も。運行終了後に点呼を受けて退勤。体は疲れるが精神的には余裕あり。

1. 出勤時間と朝の準備

ドライバーになってから朝の出勤時間は自分の担当する客先によって違ってきます。

「どこに何時まで到着するか。」を基本自分で考え出勤します。他ドライバーと出勤時間は異なることも多いので顔を合わせることがない職員も。

2. 午前の仕事

午前中は荷物を積んで配送へ。高速道路を走る時間が多く、一人の時間が長い。のんびり日の出を見ながらラジオや音楽を聴いて客先に向かうことがほとんどです。

荷物を下ろす時間が決まっているので、その時間まで小休憩。リラックスして過ごしています。

3. 昼休憩

午前中の荷物の配送が終わったらサービスエリアやコンビニで自由に休憩。好きなタイミングで食事がとれる。

私は休憩時間は仮眠をとりたいので食事は運転中におにぎりなどを食べています。小腹がすいたらお菓子をつまむことも。

4. 午後の仕事

次の積み込み先へ移動。次配送先へ移動。

時間に追われるが、人間関係のストレスは少なめ。

5. 仕事終わり

運行終了後に点呼を受けて終了。その後体は疲れるが、精神的には介護より楽だと思います。

まとめ

介護職から大型トラックドライバーに転職して、一日の過ごし方が大きく変わりました。


介護は「人と関わるやりがい」がある反面、時間に追われ精神的にも消耗しやすい仕事。


トラックドライバーは「運転中心で一人の時間が多い」ため、孤独もありますが気持ちは楽です。

転職を考えている方には、それぞれのメリット・デメリットを理解して選んでほしいと思います。

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