はじめに
介護職で働いていた頃、私にとって一番の悩みは「職場の人間関係」でした。
仕事そのものはやりがいがありましたが、同僚や上司との関わりに心をすり減らしていたのです。そんな毎日から抜け出したいと思い、思い切って選んだのが大型トラックドライバーという仕事でした。
今回は「介護職からドライバーに転職して感じた人間関係の違い」と「得られた自由」についてお話しします。
介護職時代との比較
介護職時代の悩み
介護の仕事は、利用者さんに喜んでもらえるやりがいのある仕事でした。
しかし、同僚や上司との関係はギスギスしていて、小さな行き違いから陰口や派閥のような雰囲気が生まれることもありました。

仕事内容より、人間につかれていたのです。
人間関係のささいな悩みが大きな悩み
私は介護時代、信頼してなんでも話す友人ができました。たまの休日は居酒屋で互いの愚痴を話したり、自分の悪いところも正直に話せる人でした。
そんな中、突然彼女の態度が急変。
彼女の態度は周りにも伝染。信頼できる人がいない状態で毎日仕事がつらかったです。
このことがきっかけで転職を考えはじめました。別な会社に行くことも考えましたが、介護業界の世間の狭さも感じていたので「この業界にいる限り、この苦しさからは逃れられない。」そう思ったのです。
ドライバーに転職して感じた自由
勇気を出して飛び込んだのが、大型トラックドライバーの世界。30代での転職で最初は不安もありましたが、実際に働き始めてみると介護職とは大きく違う点に気づきました。
- 運転中は基本的に一人
誰かの顔色を伺う必要もなく、自分のペースで仕事に集中できる。 - 自由な時間の使い方ができる
運転しながら好きな音楽やラジオを聴けるため、気持ちがリラックスできる。 - 人間関係のストレスがほとんどない
配送先でのやり取りはありますが、長時間人と一緒に過ごすわけではないので、気疲れしにくい。
この「人間関係に縛られない環境」は、私にとって大きな安心感になりました。
もちろんドライバー人間関係が全くないわけではありません。しかし、一人になる時間が比較的多いので一度冷静に自分や相手の気持ちを考える事ができるのです。
もちろん大変なこともある
ドライバーの仕事にも厳しさはあります。
体力的にきついときもありますし、納品時間に追われるプレッシャーもあります。
それでも、人間関係で心をすり減らす毎日と比べると、ずっと前向きに取り組めています。
まとめ
介護職での人間関係に悩み、「このままでは自分が壊れてしまう」と思ったことが転職のきっかけでした。
そして選んだドライバーという仕事で、私は初めて「人間関係に縛られない自由」を手に入れることができました。
もちろんドライバーにも大変な面はありますが、今では「自分にはこの働き方が合っている」と実感しています。
ドライバーの人間関係がどんな感じか、さらに気になる方は運送業界の人間関係ってどうなの?もチェックしてみてくださいね。
もし、介護職で人間関係に疲れている方がいたら、ドライバーという選択肢もあることを知ってほしいです。
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