介護職から転職した私が伝える!大型トラックのバック運転のコツと入庫イメージ図解

転職準備・ノウハウ

はじめに

介護職から大型トラックドライバーに転職した当初、もっとも不安だったのが「バック運転」でした。

先輩のアドバイスも最初はチンプンカンプンでした。

普通車と違い、車体の大きさ・長さ・死角が多く、最初は正直かなり怖かったです。
でも、経験を積む中で「ちょっとしたコツ」をつかめば、安心して操作できるようになりました。

今回は、転職者である私だからこそ伝えられる実体験をもとに、同じような思いをしている方へ、初心者にもわかりやすいバックのポイントを転職者目線でイラスト付きで紹介します。


バック運転で最初に知っておきたいこと

  • 車体が長い分、ハンドル操作と後輪の動きに「時差」がある

    背中に長い荷台をくっつけて走っているような感覚で、乗用車よりも曲がるタイミングが遅れるイメージです。
  • ミラーの見え方を“左右バランス”で意識する。
  • 無理に一発で入れようとせず、何度も切り返してOK

バックのコツ(図解付き)

車体をまっすぐにしてから後退する

👉 バックを簡単にするコツは、車体を入庫したい場所に対していかにまっすぐ持っていけるかです。

入庫場所に車体の後部をもっていくコツ

👉トラックのヘッドが入庫口にトラックのヘッド部分が「差し掛かったな」くらいでハンドルを回していきます。

車体をまっすぐにさせる

👉 目視やサイドミラーで確認しながらまっすぐにさせます。

後輪を基準線に沿って微調整を加えながら後退

👉 基準線があるときは、目視やサイドミラーで確認しながら、後輪をその線に沿わせるようにバックするとやりやすいです。

両方のミラーを交互に見ると迷いやすい。
➡ まずは「左ミラーだけ」「右ミラーだけ」で感覚をつかむのが安心。

入庫前に再度後方確認

👉まっすぐにすることに気をとられていると安全確認がおろそかになりがちです。

一旦停止し、目視とバックモニターで再度後方を確認することを癖付けしましょう。

定位置まで後退

👉トラックの前方は、窓から顔を出して実際に見て、まっすぐになっているかを確認すると確実です。

アンダーミラーで停止位置確認

👉停止位置を確認するにはアンダーミラーを使用するとよいです。

無理せず一度で決めない

👉初心者は、一発でバックを決める必要はありません。


ベテランドライバーでも、状況に応じて何度も切り返します。
大切なのは「安全を最優先に、余裕を持つこと」。


これだけ大きな車を動かしているのですから、心にも大きくゆとりを持っていきましょう。



転職者だからこそ伝えたいこと

介護職時代は「運転とは無縁」でしたが、それでも練習とコツで大型のバックができるようになりました。

私自身が介護職から大型トラックドライバーに転職してきたからこそ、初心者の不安や戸惑いがよくわかります。ですので今回紹介したバックのポイントやコツを、同じような思いをしている方に届けたいと思いました。


大切なのは、一歩ずつ焦らず進むこと。最初から上手い人はいません。焦らずに「安全第一」で、少しずつ慣れていけば大丈夫です。


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